ガイヤース楽勝 ゴドルフィン凱旋門賞候補

2019年04月08日(月) 20:23 0 0

<ダルクール賞>◇7日=パリロンシャン(フランス)◇G2◇芝2000メートル◇4歳上◇出走6頭

凱旋門賞が行われるパリロンシャン競馬場が7日、19年の開催初日を迎え、メインの古馬重賞「ダルクール賞」ではゴドルフィンのガイヤース(牡4、C・アップルビー、父ドバウィ)が圧巻のパフォーマンスを見せ、新たな凱旋門賞候補に名乗りを上げた。

英国からの遠征馬ガイヤースは好スタートから先手を奪い、坂の下り、フォルスストレートで後続を10馬身近く引き離す大逃げ。直線もその差はなかなか詰まらず、残り100メートルから手綱を引いて完全に流しながらゴールした。最後は2着ソレイユマリンが1馬身半差まで迫ったが、大楽勝だった。鞍上はW・ビュイック騎手で勝ちタイムは2分2秒87。

ゴドルフィンの所有馬で昨年の英ダービーをマサー、メルボルンCをクロスカウンター、先日のドバイシーマCをオールドペルシアンで制したアップルビー厩舎の管理馬。2歳秋に重賞初制覇を果たし、期待された3歳シーズンは9月にパリロンシャン競馬場でG3を一戦(1着)したのみだったが、今回の勝利で重賞3連勝となり、あらためて素質の高さを見せつけた。通算成績は5戦4勝で敗れたのはデビュー戦の3着のみ。

ビュイック騎手は「彼は3歳から4歳にかけて成長している。素晴らしいパフォーマンスだったし、エキサイティングなシーズンを過ごせることを期待している」と絶賛。管理するアップルビー師は「彼はここ(パリロンシャン競馬場)で2戦2勝ですし、できれば2400メートルに挑戦するプランがあります。凱旋門賞馬になるだけのポテンシャルがあると感じています」と話した。

すでにブックメーカーのコーラル社、ラドブロークス社は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日)の前売り単勝オッズを15倍に設定。エネイブル、シーオブクラス、アーモンドアイに次ぐ4番手に評価している。

次走については同じパリロンシャン競馬場で行われるガネー賞(G1、芝2100メートル、4月28日)、アイルランドのタタソールズゴールドカップ(G1、芝2100メートル、5月26日=カラ)が候補に挙がっている。

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