今年も軽量馬の一発、ワードイズボンド/トレセン発秘話

2014年07月02日(水) 18:00


◆ワードイズボンドの崎山調教師「前走はオーナーも“行け”と言ったし、俺も“行け”と指示を出した」

 GIIIラジオNIKKEI賞(6日=福島芝1800メートル)は、JRAで唯一の3歳限定競走におけるハンデ戦。だからなのだろうか。ハンデを聞かされてもそれが的確なものなのか、そうでないのか、いまいちピンときていない陣営が多かった。

 55キロのハンデにピオネロの松永幹調教師は「それってどうなんですかね。僕が現役時代にこのレースを勝った時(04年ケイアイガード)はまだハンデ戦じゃなかったから、3歳同士でこのハンデが重いのか、軽いのか、ちょっと分かりづらい。まあ55キロぐらいが妥当といえば妥当なのかもしれないね」。一方、53キロとなったハドソンヤードの西園調教師も「これは軽いとみていいのかな? もっと軽くてもって気もしないでもないが…」と微妙な感触だ。

 まだ戦績の蓄積が少なく、力量比較が難しいこの時期に、ハンデで優劣をつけることがいかに困難な作業かは・・・

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