必殺の逃げ込み作戦/七夕賞

2014年07月14日(月) 18:00


自分も止まるが相手も止まる

 休養をはさみ4回も連続して2ケタ着順を続けていた6歳騙馬メイショウナルト(父ハーツクライ)が、得意の夏を迎え、鮮やかによみがえった。2着に突っ込んできた人気薄のニューダイナスティ(父ディープインパクト)もまた、休養をはさんで3戦連続して2ケタ着順を続けていた馬であり、こちらも昨年の夏に急成長して新潟記念で1番人気に支持されていた、いってみれば夏型。まさに夏シーズン到来だった。

 メイショウナルトは、昨年の小倉記念2000mを1分57秒1のコースレコードで抜け出し、今回はハナを切って七夕賞レコードの1分58秒6。これで【6-4-1-13】となった全成績のうち、連対10回はすべて5月最終週から9月までの約4カ月間に記録したことになる。難しい一面があったため、去勢されて騙馬となったのが5歳以降。活躍しなければならないこのシーズンになると・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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