夏の小倉で“名門対決”が実現、池江・リベルタンゴVS橋口・ダノンメジャー/吉田竜作マル秘週報

2014年08月06日(水) 18:00 8


◆リベルタンゴを管理する池江調教師「時計以上にいい動きをしていたし、スケールを感じる」

 夏場の新馬戦はいろいろと難しい。「結果よりも先々につながる内容を」という考え方ももちろんあるが、実際に敗れてしまうと夏の2歳ステークスへの優先権を獲得できなくなってしまうのだ(小倉2歳Sまでは新馬勝ちした馬が優先的に出走できる)。

 中京最終週の芝1400メートル新馬戦で2着に敗れたラッフォルツァート(牝・西園)は「この馬で小倉2歳Sへ」と意気込んでいただけに、西園調教師も「このままだと厳しいかもね。(中京ではなく)小倉で使えていればまた違ったかもしれないが…。馬主さんもいることだから仕方がない」とちょっぴり肩を落とした。ただレース内容は手応え十分だったようで「普段はおとなしくて本当にかわいらしいウチのキュウ舎のアイドルのような馬が、あの馬場の悪い内側を通って、牡馬相手に差し返し気味に盛り返していたからね。いい根性をしている。(最内枠だった)枠順が外なら結果も違っていたと思うし、本当にいいものを持っている」。仮に夏の2歳Sに出走できなくても、あのレースぶりなら来春のクラシックに…と思ったのは記者だけではないだろう。

 一方、「負けてもいいので、先々を見据えたレースを」と札幌入り前から力説していたのが・・・

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