2014年09月11日(木) 18:00 8
◆師の大舞台での強さの源とは…
夏のローカル期間はプライベートでも関係者と“奇跡の遭遇”を果たす機会が多いから気が抜けない。かつてJR北海道・洞爺駅のプラットホームで鉢合わせとなり、互いに微妙なあいさつを交わしたM調教師。キャバクラで指名がかち合い、ライバルはどんなヤツかと振り向くと渋い表情で顔を背けたY調教師…。お互いヤンチャ盛りだったころの話である。むろん今は“あの件”はなかったこととして接しているが、双方日本は狭いと感じたのは間違いない(はずだ)。
さて、そんな用心深い宴会野郎でさえ予測不可能の事件が、7日(日曜)の昼下がりに起こった。場所は新千歳空港近くのレンタカー会社。返却手続きを待つ間、世話になった地元レディーにあいさつの電話をしていると…。待合室の左側から妙な視線が突き刺さる。顔を上げると、何とそこには前日の札幌2歳Sをブライトエンブレムで制した小島茂之調教師の姿が…。思わず椅子から転げ落ちそうになった。
「なんでこんな時間にここにいるんですか!」
うろたえる当方とは対照的に、小島師は至って涼しげな表情だ。
「札幌3Rを見て・・・