2015年01月07日(水) 18:00 12
◆今回はクラシックに向けて個人的に楽しみにしているディープ産駒をピックアップ
昨年はPOGの話だけでなく、競馬界全体が「ディープインパクトの底力」を思い知った一年だった。有馬記念で有終の美を飾ったジェンティルドンナ、中山大障害を制したレッドキングダム…挙げだしたらキリがない。もはや偉大な父サンデーサイレンスをも追い抜いたとしていいのではないか。
特に2歳戦は「今年のディープ産駒は全体的に小粒」という厳しい声も聞こえていたのだが、暮れのGIで本領発揮。ショウナンアデラ(阪神JF)、ダノンプラチナ(朝日杯FS)がそれぞれ牝馬、牡馬の頂点に輝いた。阪神の芝外回り1600メートルはクラシックに結びつきやすいとされる舞台。こうした本格的なコース設定になればなるほど、サンデーからディープを経た血が熱くたぎるのだろう。2015年の3歳戦はこのディープ産駒2頭を中心に回ることは間違いあるまい。
ただし“核”ができたとはいっても、春まで勢力図に大きな変化がないまま進むとは考えにくい。おそらくディープ産駒を倒す逸材もまたディープ産駒。というわけで今回はクラシックに向けて個人的に楽しみにしているディープ産駒をピックアップした。
まず牝馬では・・・