2015年01月14日(水) 18:00
◆松田国英調教師「一流馬が出走してこないこの時期のGIIは狙いどころなんです」
ドバイ国際競走に日本の著名馬が複数遠征するのはもう毎年のことだが、昨年からオーストラリアで始まった「ザ・チャンピオンシップス」(4月4日=ドンカスターマイル、11日=クイーンエリザベスS)にも今年、トゥザワールド、トーセンスターダム、ワールドエース、ロゴタイプなどが出走を予定しているという。
日本馬の海外流出。主催者としては売れる商品が“管轄外”に逃げてしまう由々しき事態だ。トゥザ、トーセン、ワールドの3頭でオーストラリア遠征予定の池江調教師は、今回の海外遠征プランの理由は2つあると語る。
「一つは使命のようなもの。もう国内だけで競馬をしている時代ではない。これからは日本馬の強さを世界に知らしめる必要があるんだ。そうすることで日本の競りに世界各国の人が集まって馬がよく売れるようになるはずだからね。日本馬が海外で結果を出すのはこれ以上ない宣伝。生産界なども含めた大きな視点で見れば、競馬界全体にとってプラスになる」
もう一つの理由は・・・
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