2015年02月25日(水) 18:00 13
◆音無調教師「実は牧場でオーナー(金子真人氏)とこの馬を見たときに“芝の走りを見たいですね”と話していたんだよね」
次週から、いよいよクラシックのトライアルが始まる。ダノンプラチナ、ショウナンアデラ、ルージュバックなど、今年は関東馬優勢のままクラシック突入となるのか、それとも関西馬の巻き返しがあるのか。それはトライアルの結果待ちとなるが、ある意味、冒頭で挙げた馬たち以上に注目を集める関西馬が、桜花賞トライアル・GIIIチューリップ賞(3月7日=阪神芝外1600メートル)にエントリーする。白毛馬ブチコだ。
トレセン内ではケータイで写真を撮ることのなかった某専門紙記者Mが「初めて写真に撮っておこうと思ったよ」と言うくらい、このダルメシアンにも似たサラブレッドには、これまでの競馬のファン層とはまた違う新たな層を取り込む可能性を秘めている。それにひと役買っているのが担当の橋本助手で、パドックを引く際にはメンコからコスチュームまで“ブチ模様”で統一する徹底ぶり。そうした努力のかい(?)あって、その姿はツイッターなどで広く拡散され、人気を博している。
とまあ、ある意味“イロモノ”扱いされているブチコだが、実力もかなりのもの。今回は・・・