2015年03月25日(水) 18:00
◆育成方針、調教方法に多様性があるからこそ、POGも競馬も面白い
美浦では名門・藤沢和厩舎にもすでに2歳馬が入厩している(フェアリーバラードの13、リトミックダンスの13)とのことだが、栗東にもようやく2歳馬が入厩。坂口厩舎のロイヤルクルーズ(牝=父ヴィクトワールピサ、母ロイヤルミント)だ。坂口厩舎は今後も続々と2歳馬を入厩させていく予定で、春の訪れとともに栗東も緑のゼッケンが増えていくことになりそう。
ちなみに入厩第1号となったロイヤルクルーズの半兄マルコフジも坂口厩舎からデビューし、準オープンまで出世した。「馬体もあるし、いい馬なんだ。少し気難しそうなところはあるけど、走ってきそうだよ」と坂口師。今年が初年度になる父の産駒は評判が相当いい。早い時期から計算に入れられる馬になるのでは。
預託頭数の上限が厳しくなり、2歳馬の入厩は新馬戦が始まる直前というケースも多くなった昨今。それでも坂口厩舎が早期入厩をさせているのには理由がある。
「ウチは社台とかの大手で育成してくる馬が少ない。ああいうところなら直前にサッとやれば態勢は整うんだろうが・・・
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