2015年05月27日(水) 18:00 9
義ジョッキーのインタビューも今回で最終回。自身の課題や今年の目標を語っていただきました。そして、最後にあの疑惑の真相も!?
(取材・文/大薮喬介)
義 テニスやバレーをしている時は、完全に感覚派でしたね。その点、競馬は自分というよりは競走馬が走るスポーツなので、自分の感覚だけでは勝てません。そこが他のスポーツとは違いますよね。もちろん、その日の調子というか、自分の感覚がいい時はありますよ。ただ、今はその感覚をつかめる日がたまにしかないので、毎週つかめるようにならないといけないと思っています。
――他に自分に足りないと思っているところはありますか?
義 騎乗技術はまだまだなので、課題はありますね。今でいえば、下半身ですね。乗っている時に動かさなくてもいい部分を使っている時があるんです。そこを動かさず、もっと下半身を使って乗れるようにトレーニングをしています。理想とする騎乗がどうしたらできるんだろうと毎日考えていますし、「いい乗り方」ができた日は、その騎乗を忘れないように、木馬に乗ったりもしますね。運動神経や身体のポテンシャルは高いと思うので、「やればできる!」と信じて、頑張ります(笑)。
――感覚派と言いながら、結構考えていますよね。本当は理論派なのでは?(笑)
義 ああ、そうかもしれませんね。そっか、僕は理論派か…(苦笑)。
――それに研究熱心ですよね。
義 昔から・・・
ジョッキーズ
元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!