2015年06月24日(水) 18:00 36
◆松田博調教師「『無事にデビューできそうになったら預かってください』と言われていた馬なんだ」
なかなかの好メンバーが揃いそうなのが3回中京2日目(7月5日)の芝1400メートル(牝)新馬戦。フラガラッハの半妹エスティタート(父ドリームジャーニー、母スキッフル・松永幹)とイイデシロ(父ファルブラヴ、母イイデサンドラ・北出)が一歩リードと見ていたが、ここに松田博キュウ舎のリーチザハイツ(父ディープインパクト、母ドバウィハイツ)が殴りこんでくるかもしれないのだ。正式には今週の追い切りを見て決断することになるが、「栗東に来てからもずっとおとなしいのがいいところだな」と松田博調教師も好感触。その動向に注目してほしい。
実は今週の本題はここから。先日、その松田博キュウ舎に新たに1頭の牝馬が入キュウした。アルーリングハートだ。父はダイワメジャー、母は小倉2歳S、ファンタジーSと重賞を2勝したアルーリングボイス。この母だけでなく、弟妹、近親まで堅実に走る血統として競馬ファンによく知られているが、この血統のもう一つの特徴が愛馬会(社台RH、サンデーレーシング)の募集馬が多い点。堅実駆けで値段がつけやすい安心感がこうした傾向になっているのだろう。アルーリングハートの半姉クリーミーボイス(父キングカメハメハ)も社台RHで募集された馬だった。
しかし、アルーリングハートは吉田和子オーナー。「オッ」と思った方は・・・