サマーシリーズ最終レースにベタっと乗ったり、とりゃっとひっくり返したりしてみる。

2015年09月10日(木) 12:00


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京成杯AH、とりゃ!

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今週から秋競馬のスタートだけど、同時にサマーシリーズの総決算でもある。
サマー2000シリーズは終了しているので(優勝はダービーフィズ)、今週はサマースプリントとサマーマイルとサマージョッキーズのチャンピオンを決めることになる。

ちなみにサマー・ゴースト・シリーズのチャンピオンは、すべてのオバケポイントで該当馬を出した北海道競馬(札幌&函館)となりました。ワー!(先週の札幌2歳Sでもオバケポイントにいた8人気クロコスミアが3着!)(ゴースト・シリーズ? 何それ?という方は先週とか先々週とか先々々週とかのコラムをお読みください)

この夏の自由研究(オッズ視点で見るお化け屋敷系攻略)は、アプローチは上手くいったけれど、個人的馬券フィニッシュは散々で、もしかしてもしかしたら自分がオバケに取り憑かれているのではないか? そんな恐怖も感じているので、秋競馬はゴーストバスターズをやめて、オッズバズーカに替えてみることにした。興味のある方がいましたら、16日発売の「競馬大的中」をお読みください。めーいっぱい、バカみたいにオッズアプローチしてますので。バゴーン!
にしても、夏の札幌、函館のオッズは面白かった。来年が楽しみだ。

おっといつも通り脱線してしまった。サマーシリーズだった。

自分が改めて書く必要はないと思うけれど、一応念のため書かせてもらうと、
サマーマイルは現在スマートオリオンとレッドアリオンが11ポイントで並んで1位で、3位に8ポイントでアルマディヴァンがつけている。
1位のポイントが10ポイントで、2位が5ポイントだから、上記の3頭は(みな京成杯AHに登録)1着さえすれば自力で1位になれる。

他力でも勝てば優勝のチャンスがあるのは、ダローネガ、ヤングマンパワーの2頭(エールブリーズも出られればチャンスだけど、出走順位20位だから省略)。

モチベーション的には自力でチャンピオンになれるスマートオリオン、レッドアリオン、アルマディヴァンの3頭が抜けてそうだけど、それぞれハンデが増量されているから、条件的には勝利のハードルは少し上がる。

スマートオリオン 中京記念57(ハンデ)1着→(関屋記念57・別定・11着)→57.5(ハンデ0.5キロ増 前走比0.5キロ増)
レッドアリオン 中京記念57.5(ハンデ)8着→(関屋記念57・別定・1着)→58(ハンデ0.5キロ増、前走比1キロ増)
アルマディヴァン 中京記念52(ハンデ)2着→(関屋記念54・別定・4着)→53(ハンデ1キロ増、前走比1キロ減)

他力で優勝を狙えるダローネガは据え置きの55キロ、ヤングマンパワーは別定の関屋記念と比較して1キロ増の54キロ。

上記5頭を単純に比較すると、
中京記念を0.1差3着で据え置きのダローネガと、ハンデは1キロ増えたけれど0.2差4着の関屋記念からは1キロ減で走れるアルマディヴァンの2頭に少しだけ有利な気がしないでもない。

特に浜中騎手からルメールにスイッチされるダローネガは気になる。
浜中騎手には阪神のセントウルSにお手馬がいない。にも関わらずルメールに乗り替り。
ここは勝負のスイッチとも取れる(キャロットの会員様に対して、「万全を期してますよ」のアピールかもしれないけれど、それなりのデキじゃないとルメールに頼めないだろう)。

それに自力で優勝を決められる3頭はノーザンF生産系の馬ではない。ならばノーザンF生産で、ノーザンF系会員馬主のキャロットのダローネガは、なんの遠慮もせずに勝負に挑めるのではないか? (ヤングマンパワーも生産はノーザンF)

とはいえ、ここは秋競馬の開幕でもある。ここからスタートをしようという実績馬もいる。
しかも今年は・・・

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かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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