2015年09月16日(水) 18:00 22
【次回公開日変更のお知らせ】
次回公開の「東スポ×netkeibaコラボコーナー(水)」は、祝日による東京スポーツ紙面発行の都合により9月30日18時の公開となります。予めご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます音無調教師「ここで道草は食いたくない。ここを勝てば(年末のGIをパスして)来年でもいいくらい」
ひと昔前は「サンデーサイレンスVSブライアンズタイム」の“種牡馬代理戦争”的な様相を呈していた日本の競馬界だが、今はその戦いにもピリオドが打たれたと言っていい。ディープインパクト、ステイゴールドから伸びるサイアーラインは明るい未来へと伸び、その勢いに陰りがない。
一方でブライアンズタイムの系列は不運にも見舞われた。最高傑作ナリタブライアンが早世したことで、この世界での流れを完全に逸してしまった。今はタニノギムレット、マヤノトップガン、タイムパラドックスなどがかろうじて踏ん張っているという現状だ。
ただ、だからといってホースマンからブライアンズタイム系の種牡馬が見限られたわけではない。「こういう産駒がいれば」という要望はトレセンの内外にも少なからずあった。例えば音無調教師。タニノギムレット~ウオッカとつながる流れを見て「サイズのある産駒がいれば」と探し続けていたそうだ。
しかし・・・