2015年11月17日(火) 18:00
ジャパンCが近づいてきたこともあってヒットザターゲットに関する質問が続々と届いています。今回は…
いよいよジャパンCまで約2週間。ヒットザターゲットに関する質問が、毎日続々と届いています。今回はその第一弾として「今のヒットザターゲットなら、枠順に関係なく走りそうですか?」という質問をチョイス。また、「小回りでのマクリ」や「騎手の腕」についても太論を展開します!
(取材・文/不破由妃子)
小牧 年齢的にも、ここにきて充実してきたという感じはないね。もともと力があったということでしょう。枠順はね、僕は関係ないと思うんやけど。まぁ、天皇賞に出走したとして、真ん中から外の枠が当たったら、一番ケツから行こうと思ってたけどね。
──それはなぜですか?
小牧 ラチ沿いを走れるから。あの馬はね、枠順に関係なく、ラチ沿いを走れば大丈夫なんじゃないかなぁ。内がいいっていうことは、やっぱりラチ沿いがいいっていうことでしょ? 札幌記念も、結局ラチ沿いを走ったからね。
──ラチ沿いだと集中して走れるんですかね。
小牧 それは馬に聞いてみなわからん(笑)。ラチに頼るような走りはしてないけど、なんか安心するんちゃいますか。
──モタれたりはしてませんものね。
小牧 ないね。直線に向いたら外に出してますやん。まぁ次、走ってみなきゃわからんね。馬ごみも大丈夫そうな気もするけど。
──位置取り自体はさほど重要ではない?
小牧 位置取り以前に・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。