2015年12月01日(火) 18:01 53
▲大好評のユーザー質問、今週はメンタル編(1)
A.親父の勝ち星を超えたときに、「近づけば近づくほど、その背中が遠のく感じがする」とコメントした気がするので、そのことかな?
先人たちというより、あくまで親父についてだけど、エージェントもいない、自厩舎の馬には所属の騎手が乗るのが当たり前だったあの時代に、いろんな厩舎の馬に乗って、勝ち星はもちろん、勝率・連対率・複勝率でも恐ろしい数字を残していた。あの時代において、数字と結果、人に与える印象も含め、今もなお語り継がれるような強烈なパフォーマンスを残したのは、本当にすごいことだと思うし、到底、真似のできるものではないと思っている。
以前、このコラムで親父の乗り方を解析したことがあるが、最近、・・・
福永祐一
1976年12月9日、滋賀県生まれ。1996年に北橋修二厩舎からデビュー。初日に2連勝を飾り、JRA賞最多勝利新人騎手に輝く。1999年、プリモディーネの桜花賞でGI初勝利。2005年、シーザリオで日米オークス優勝。2013年、JRA賞最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手、初代MVJを獲得。2014年のドバイDFをジャスタウェイで優勝。