2015年12月09日(水) 12:00 18
母ウィルビーゼアは栗東に所属しクイーンC(GIII)3着などの成績を残した。日本で繁殖入りし、オビーディエント(父シンボリクリスエス/準OP)など2頭の子を産んだあと2010年に渡米。本馬はアメリカにおける2番子となる。初子のウィスパーノットは6戦して2着1回という成績だった。父Elusive QualityはGone West系で、現役時代に芝8ハロンで1分31秒6の世界レコード(当時)を樹立。種牡馬としても成功し、04年にはSmarty Jones(ケンタッキーダービー-米G1、プリークネスS-米G1)の活躍により米チャンピオンサイアーに輝いた。「Elusive Quality×サンデーサイレンス」の組み合わせからは、UAEオークスを勝ったDevoteeとRaihanaが出ている。全兄ウィスパーノットは・・・
栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG