2016年06月15日(水) 18:00 20
栗東もちょっとずつ蒸し暑くなってきましたが、まだ夏バテという感じの馬は少ないように思います。ただ、これから先はどんどんと暑さが増していくでしょうから、追い切りもやりすぎよりは軽いくらいの方がいいかも知れません。このあたりの判断が難しいところですが、予想が本業ですから、泣き言はいってられません。なにせ、先週のウマい馬券では醜態を晒してしまいましたから…。
今週から函館競馬場が始まって、3場開催。函館SSに関しては、追い切りを見ることができていないので、当コラムではユニコーンSを中心に米子Sの最終追い切りを含めて調教診断とさせていただきます。
【ユニコーンS/ダノンフェイス】
追い切りでは常に後半2Fが素晴らしい動きを見せる馬で、今回も前走時同様に抜群の内容。2週続けてマズルファイヤーとの併せ馬でしたが、4F51秒台にも関わらず、2F24秒ちょっとでまとめてくるという、3歳馬にしては非凡な脚力の持ち主だという書き方をしたくなります。
ただ・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ