2016年07月05日(火) 18:00 95
「ダノンメジャーでの勝利は本当に大きかった」という小牧騎手ですが…
宝塚記念のヒットザターゲットは、残念ながら10着に終わりました。今回は、その宝塚記念と、ダノンメジャー(6月19日・阪神9R・小豆島特別1着)、ビップライブリー(6月18日・阪神12R・3歳上500万下5着)のレースを回顧。「ダノンメジャーでの勝利は本当に大きかった」という小牧騎手ですが、はたしてその真意は!?
(取材・文/不破由妃子)
小牧 そうやねぇ。馬場が悪かったせいももちろんあるんやろうけど、ペースが上がったところで全然付いて行かれへんかった。
──位置取りとしては、外枠からうまく内に入り込んだように見えました。
小牧 うん、うまいこと内は取れたんやけど、やっぱりメンバーが強かったんかなぁ。でも、直線もそれなりに差は詰めているし、ヒットザターゲットの力は出せたんかなと思うけど。手応えからすれば、よう10着に入ってくれたと思うよ。
──馬場の巧拙の差が出た印象ですね。なにしろ、勝ったマリアライトとは、目黒記念で好勝負しているわけですから。
小牧 そうやねんな。だから、力があることは間違いないんやけど・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。