2016年08月17日(水) 18:00 27
荻野ジョッキーの初勝利は、デビューから1か月後の4月10日。15番人気のタガノインペーロでの勝利で、単勝4万3390円という超高配当。新人騎手の初勝利としては、史上最高配当でした。今週はこのビッグな勝利を振り返っていただきます。さらに「逃げ」で好走していることが多い荻野ジョッキーですが、「逃げ」へのこだわりはあるのでしょうか。また、自身が思う今の課題なども語っていただきました。
(取材・文/大薮喬介)
荻野 自厩舎の馬だったのですが、小倉だったので早めに動いていきました。ただ、コーナリングや初歩的なミスなどがあって、今だったらもっと上手く乗れたと思います。
――少しフラフラする場面がありました。
荻野 操縦が安定していなかったですし、まだ馬を完全に御しきれていなくて…。周りの方々にも迷惑をかけてしまったので、早く技術を上達しなければと思いましたし、先輩たちとの差を痛感させられました。
――デビューから1か月後の4月10日に待望の初勝利を挙げましたね。15番人気のタガノインペーロに騎乗していて、単勝4万3390円という超高配当。新人騎手の初勝利としては、史上最高配当でした。
荻野 人気は気にしていませんでしたが、うれしかったです(笑)。馬が強かったですね。
――タガノインペーロには、攻め馬などで乗られていたんですか?
荻野 いえ、テン乗りでした。(タガノインペーロを管理する)五十嵐先生も「思い切って乗っていい」とおっしゃっていただけたので・・・
ジョッキーズ
元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!