2016年11月25日(金) 12:00
3年前に出産をし、息子も3歳となりましたが、直ぐに仕事復帰をしたことによって、両親には週末に息子の面倒を御願いすることも多く、夜泣きやミルクなど子育てにおいて1番体力を使う時期に頼ってしまいました。
またそれ以外にも勉強面など力になってもらうことが多く、その負担が昨年の今頃に取り返しのつかないことになってしまい、申し訳なさを感じていたにもかかわらず、最後の最後まで自分自身の感情の赴くままに言葉を発し、父には心配をかけてしまいました。
病気というのは、いつ、どうして、なぜとはっきりとした原因が分からないものではあるものの、無理をさせたこと、ストレスをかけてしまったことが病へと繋がっている要因の1つではあり、特にこの秋に入ってからは、本当に今のまま私は仕事を続けてもいいものなのかどうか?悩むことが多かったです。
考えてみれば、騎手時代には逆に仕事(騎乗依頼)のないことに対する苦しみを経験したにもかかわらず、今回は仕事を得ていることで、誰かを犠牲にしてしまったことに対する苦しみを感じるのだから、本当に自分自身の身勝手さが嫌になりました。
きっと皆さんも、いろいろな状況の中で生活をされていることと思います。そんな中、自分だけの思いを一方的に書いてしまい、すみません…。話題を変えましょう。
先週のマイルCSは、ムーア騎手の存在がレースに大きな影響を与えている印象を受けました。ネオリアリズムのコントロールという点もさることながら、ペースを握り、レース全体の流れを作っていたと感じます。
また勝利したミッキーアイルは、浜中騎手のコメントにもありましたが、少し遠回りをしながらも再びG1制覇を成し遂げることができた点に、感慨深いものがありました。
さて今週はジャパンカップ。有力馬はどれも順調な様子です。
関西馬では、キタサンブラックの追いきりをつとめる黒岩騎手は、「前走以上のデキにあるし、走りも真っ直ぐで肉体面は凄く良い。あとは当日のテンションが上がりすぎていなければ最高でしょう」とのことでしたし、シュヴァルグランも、「叩かれたことによってユルサが解消され、身がはいった」と林助手。そしてサウンズオブアースの仲田助手も、「詰まった感じがなく、ストライドが良い」と、太鼓判でした。
追いきりではゴールドアクターの動きが1番良いと感じましたし、まだまだ迷います。
皆さんは、どの馬からですか?それでは皆さん、当日は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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