2017年01月11日(水) 18:40 8
◆年明け早々、ベテラントレーナーに春が来るのか
初日の出を待ちわびるような少年のころならいざ知らず。記者のようなオッサンど真ん中ともなれば、12月31日から1月1日になったところで、何かが大きく変わることはないが…。サラブレッドにとっては1月1日は特別な日。正式な誕生日はそれぞれ違うにしても、扱い的には揃って一つ年を重ねる日だからだ。
実際のところ、古馬については「年をまたいだからといって、そうすぐに何かが変わるかよ」が関係者の本音だろうが、2歳馬が3歳馬になると、ちょっと見方も変わるもの。年明けの取材では心なしか「気性が成長してきた」といった発言を耳にする機会が多かった気がしないでもない。
実例を挙げるとしよう。500万下・はこべら賞(15日=中京ダ1400メートル)で復帰するテイエムヒッタマゲ(牡・福島)は9月4日の小倉2歳S(14着)以来の実戦となる。育ち盛りのサラブレッドが・・・