2017年05月10日(水) 18:00 43
5月10日は、とある番組収録のため、午後から東京出張。日帰りができないので、翌11日は追い切りを見ることができません。競馬開催日以外の調教はほぼ毎日見ているだけに、1日でも休んでしまうと不安になってしまいますが、メディアに起用していただけることはやっぱり光栄。来週はニッカンスポーツさんの紙面にも登場する予定となっており、春のG1真っ只中といった感じがします。
もちろん、トレセンにいてもG1シーズンを肌で感じます。特殊ゼッケンを着用している馬が多いことに加え、日本ダービーが2週前追い切り。10日は2回目のハロー明けにディーパワンサ、レーヌミノル、ミスパンテールが連チャンで追い切り。忙しい時間でしたが、みな素晴らしい動きを見せていたこともあり、こんな動きをライブで確認することができて幸せだと実感する瞬間でもあります。
【ヴィクトリアM/ミッキークイーン】
昨年は2着だった阪神牝馬Sを勝ったローテーション。昨年は中間放牧に出していますが、今回は出していません。個人的にはそれだけ精神面が強くなったという証拠なのかなと感じています。栗東に在厩している分、今年の方が追い切り開始が早くなり、調教の負荷は強いと思います。
最終追い切りは前走時や昨年2着時と違って単走。これは仕上がりの良さを・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ