2017年10月27日(金) 18:00 43
◆今週も「デムルメから人気薄」を買いたい気分でいっぱい
須田 先週の菊花賞では、井崎センセイの予言が見事に的中! デムルメのどちらかが人気薄を連れてくるパターンでバッチリ決まりましたが……結果はハズレなんですよねえ。
井崎 3着のポポカテペトルはちゃんと残してたのに、2着のクリンチャーは真っ先に消してるんだから、我ながら嫌になっちゃうよな(笑)。それにしても、すごい馬場だったね。
須田 時計も上がりも、なかなかお目にかかれないレベルですよ。ロジユニヴァースが制したダービーのほうがまだマシという、まさに「超」不良馬場。難しいレースでしたなあ。
井崎 道悪の巧拙が、レース結果にモロに出てるもんな。そこを重視してクリンチャーを買えたという人は、やっぱりお見事だよ。我々もしっかり見習わなきゃな、須田クン!
須田 さりげな~く巻き込むのはやめてください(笑)。で、今週の天皇賞(秋)もかなり予想しがいのあるレースとなりましたが、センセイの手応えはいかがですか?
井崎 先週のリベンジじゃないけど、また「デムルメから人気薄」を買いたい気分でいっぱいだよ(笑)。しかも今週から「デム」が1人増えるから、余計に来そうな気がする。
須田 すっかり外国人ジョッキー信者じゃないですか。そりゃまあ、G1をここまで外国人ジョッキーに勝たれまくると、とりあえず押さえたくはなっちゃうでしょうけど。
井崎 でもさすがに、外国人ジョッキー全員を買うワケにはいかないからな。怖いけど、ネオリアリズムとシャケトラは今回「消し」で勝負させてもらうとするよ。
須田 コースを考えると大外に入ったシャケトラはキツそうですが、ネオリアリズムの「消し」は危なっかしくないですかね。しかも消す理由が「前走海外」でしょ?
井崎 論拠が薄いのは認めるよ(笑)。でも、ステファノスやサトノアラジンの「消し」は、消去ネタの精度から考えても妥当なところだろ。ホントに来てないからね。
須田 ああ、最初の・・・
井崎脩五郎
1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?