2018年01月11日(木) 18:00 14
◆新馬戦は「ピクニックにでも来た気分だったんだろう」
朝日杯FSとホープフルS。2歳牡馬に2つの頂点が用意される形になった17年だが、朝日杯をダノンプレミアムが無敗で制し、一方のホープフルSを2度の敗戦があるタイムフライヤーが勝ったことで、明らかな優劣がついた。
ただ、2歳王者となったダノンプレミアムがそのままクラシックをぶっちぎるかといえば、そうではないだろう。確かに同馬はセンス豊かで伸びシロも期待できるが、距離延長や中山への輸送など越えるべき壁もある。タイムフライヤーは賞レースには敗れたが、皐月賞を狙うという意味では同舞台を経験したという大きなアドバンテージをつかんだ。さらに、タニノギムレット、キングカメハメハといったダービー馬を育て上げた松田キュウ舎のノウハウもある。今後立場が逆転してもおかしくないと思っている。
今年の・・・