2018年01月17日(水) 12:00 11
●ウェストブルック(牡 美浦・藤沢和雄 父ディープインパクト、母ターフローズ)
ロサギガンティア(父フジキセキ/15年阪神C-GII、14年スプリングS-GII)、スターオブペルシャ(父ダイワメジャー/準OP)の4分の3弟。母ターフローズはドイツ産馬で、イタリアとフランスで走り、日本のエリザベス女王杯に相当するリディアテシオ賞(伊G1・芝2000m)を勝ったほか、ポモーヌ賞(仏G2・芝2500m)とミュゲ賞(仏G2・芝1600m)で2着となっている。母の父Big Shuffleは独リーディングサイアーの座に6回就いたスピード型の名種牡馬。兄ロサギガンティア、スターオブペルシャは芝1400~1600mベストだが、本馬の父はディープインパクトなので、2000mあたりまでは守備範囲だろう。
●オメガハートビート(牝 美浦・堀宣行 父ヴィクトワールピサ、母オメガアイランド)
オメガハートランド(父アグネスタキオン/12年フラワーC-GIII)、オメガハートロック(父ネオユニヴァース/14年フェアリーS-GIII)、オメガスカイツリー(父ゼンノロブロイ/11年ユニコーンS-GIII・5着)、オメガブルーハワイ(父フジキセキ/1000万下)の半妹。母オメガアイランドは名馬ハーツクライの半妹にあたる・・・
栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG