2018年12月09日(日) 18:00
阪神芝外1600mで行われた過去4年のデータでいうと、勝ち馬4頭のうち3頭がディープインパクト産駒で、うち2頭が母系にデインヒルの血を引いている。馬券に絡んだ12頭のうち4角で5番手より前にいたのは2頭だけ。差し追い込み有利なレースだ。
ここ3年は1600mよりも長い距離を勝ってきた馬が制しており、1400mで勝ってきた馬の場合は、タワーオブロンドンやモンドキャンノやシャドウアプローチのように差して勝っていて、ここでも差しに回れるような裏付けがほしい。ダノンスマッシュ、ボールライトニング、セカンドテーブル、ショウナンライズ、リンクスゼロなど、1400mを先行して勝ってきた馬は軒並み圏外に終わっている。(解説:望田潤)
アスターペガサス
母アールヒートライトニングはフォーティナイナー3×3の強いクロス馬で、スピナウェイS(米2歳G1・ダ7F)に勝ちBCJフィリーズ2着と早期からスピードを発揮した。本馬もなかなか完成度が高く、スタート一息で後方から差し切った函館2歳Sの勝ちっぷりは見事。ストームキャットやミスプロの柔らかさもある走りだが、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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