2019年07月28日(日) 18:00 12
ダートコースとしては大箱に分類できる新潟1800。ローズプリンスダム、ヒラボクラターシュ、ダノンリバティ、レガーロと、シアトルスルーの血を引く馬が毎年のように馬券に絡んでいる。
また過去5年で逃げて馬券に絡んだ馬は4頭いるが(グリム、サルサディオーネ、ケイティブレイブ、クライスマイル)、いずれもノーザンテーストの血を引いている。
今回取り上げた馬では、デルマルーヴルの父パイロがエーピーインディ―シアトルスルーの父系。ダイスアキャストはノーザンテーストの血を引き逃げて勝ったことがある。(解説:望田潤)
アッシェンプッテル
全日本2歳優駿イイデケンシンの甥。3代母パーソナリーの産駒にダイオライト記念とエルムSに勝ったパーソナルラッシュがいる。父バトルプランは良血のエンパイアメーカー産駒でブレスジャーニーやライオンボスの父。
母父ダンスインザダーク譲りの伸びのある体型で、ダートの長いところ、それも大箱が合っている馬だろう。この父系らしい揉まれ弱さはありそうで、勝つときはいつも大外進出。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
サトノギャロス
スタイヴァザントH(米G3・ダ9F)のディレイオブゲームや・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo