2019年11月06日(水) 12:00 12
●ショウナンハリマオ(牡 美浦・国枝栄 父キズナ、母ショウナンマライア)
ショウナンワダチ(14年ニュージーランドトロフィー-GII・2着)、ショウナンバーキン(3勝クラス/父フジキセキ)、ショウナンサリュー(2勝クラス/父キングカメハメハ)の下。
父キズナは現2歳世代が初年度産駒で、11月第1週終了時点で収得賞金が3億円を超えた。これは歴代の新種牡馬のなかで最速記録。残り2ヵ月弱でどこまで賞金を上積みできるか興味深い。
本馬と同じ「キズナ×クロフネ」はアイビーS(L)2着のクリスティ、アルテミスS(GIII)7着のショウナンハレルヤが出ている。芝・ダート兼用の中距離タイプ。
●トーホウラデン(牡 栗東・高橋亮 父ハービンジャー、母トーホウアマポーラ)
母トーホウアマポーラは現役時代にCBC賞(GIII)を勝ったスプリンターで、半弟に菊花賞(GI)をレコード勝ちしたトーホウジャッカルがいる。トーホウアマポーラはミルレーサー≒Gana Facil 2×4という組み合わせのクロスを持っている。
Unbridled's Song、Nureyevと母方に入って成功している血を抱えているので・・・
栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG