2019年11月26日(火) 18:00 11
今年の秋競馬ではスミヨン、マーフィー、ムーア、ビュイック、デットーリ騎手が短期騎手免許取得。世界のトップジョッキーが集結したジャパンカップ(GI)は、マーフィー騎手騎乗のスワーヴリチャードが優勝。欧州の若き天才がJRAGI初制覇を達成。
印象的なのはマーフィー騎手がレース後のインタビューで「枠順を見て有力馬の中から、カレンブーケドールについて行くことを選択した」と話したこと。
マーフィー騎手は昨年暮れ、カレンブーケドールに騎乗し、初勝利を挙げた。能力の高さを感じ取り、強敵と認めて真っ向勝負を挑んだ。
思い出すのは1997年ジャパンカップ。キネーン騎手騎乗のピルサドスキーがエアグルーヴにクビ差競り勝った。キネーン騎手はエアグルーヴに阪神3歳牝馬S(2着)で騎乗経験があり、その強さを肌で知っていた。
2歳戦では将来の有望株を世界的名手に託し、可能性を大きく広げる。
今秋の東京スポーツ杯2歳S(GIII、東京芝1800m)は、ムーア騎手騎乗の・・・
赤本取材班
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