2019年12月24日(火) 12:00 137
今年のホープフルSには2戦2勝馬が4頭も登録している。それも新馬→1勝クラスの2戦2勝馬は含まれず、いずれも新馬→オープンの2戦2勝馬である。
過去にこのような事例はどの程度あったのだろうか。新馬戦が一発勝負になった2003年以降、芝の新馬戦を勝ち、次走で芝のオープン特別・重賞を勝った馬(いずれも2歳戦で)というのは165頭いる。
それらの馬が3走目でまた2歳戦に出走し、かつ・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。