2020年04月21日(火) 12:00 62
今週行われるフローラSは前走条件戦組でも好走できることが多く、前走オープン組が[2-3-5-56]の複勝率18.7%に対し、前走1勝クラス組が[6-6-4-59]の複勝率21.3%。1勝クラスの負け組も含めてなおオープン組を上回っている。オープンで手詰まりの馬よりは下から来てもある程度勢いのある馬のほうがよいのだろう。
この1勝クラス組にはひとつの傾向がある。過去10年の枠番別成績をご覧いただこう。・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。