2020年05月07日(木) 18:00 55
トレセンへの取材規制が始まり、調教を見ることができないようになってから、ほぼ1ヶ月が経とうとしています。調教時間中も調教データの整理など、やることはたくさんあって、正直、この時間があることで助かる部分もありますが、やっぱり「その時」にしか感じることができない追い切りの動きを見れないのは虚しさに近いものがあります。
ただ、競馬に関わる人々がそれぞれの形で自粛、規制するからこそ、競馬開催は継続されているわけで、それこそが最大の目的といってよいのでしょうね。そんな自問自答をしながら、取材が再開できる日を心待ちにしていますが、やっぱりライブで見たかったアドマイヤビルゴの追い切り。まずはレースでの走りに注目しましょう。
【京都新聞杯/アドマイヤビルゴ】
前走は2週前追い切りがCW、1週前追い切りがDPで併せ馬という内容。その動きが力強く、デビュー前の追い切りとは全く違う印象を受けていましたが、それがレースできっちり結果として出たと思います。それだけに、前走から今回にかけてもきっと成長しているんだと思います。
ただ・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ