2020年05月19日(火) 18:00 1
圧倒的1番人気に見事に応えたアーモンドアイ。歴代最多GI勝利に王手をかけた(写真提供:デイリースポーツ)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、GI6勝馬アーモンドアイが降臨してきたヴィクトリアマイルを取り上げます。前走で9着と大きく人気を裏切った圧倒的な1番人気がいる一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、元岩手競馬騎手の鈴木麻優さんです。まずはアーモンドアイを、「牝馬限定の今回はアッサリ勝ってもおかしくない」と、牡馬相手のGI勝ちを高く評価して本命に指名します。
前走の有馬記念での敗戦については、「トリッキーなコースで苦戦しましたが、その中山はかつて、ディープインパクトですら負けたことのあるコース。力の差が出やすい東京ならアーモンドアイの本来の走りを見ることができるでしょう」と歯牙にも掛けず、アタマ固定勝負を推奨します。
一方、「このレースはリピーターの多いレース」と指摘して、対抗に4番人気2着のサウンドキアラを推した点も見事でした。昨年連対のノームコアやプリモシーンではなく、15番人気で7着だった彼女を「初めてのGI戦でこの走りができたのでこのレース適性が高い」と抜擢したのはお見事でした。馬券はアーモンドアイ頭固定の3連単のみを20点購入して、キッチリと73.4倍を仕留めたのです。予想結果はこちら牝馬相手に負けていないアーモンドを信じたことが、少点数での3連単的中につながった
もうひとりは、1番人気のジャッジを武器とする必殺仕事人氏です。1番人気のアーモンドアイを「東京コースでのパフォーマンスの高さは史上最強クラス」と極めて高い評価を下しながらも、負かせる可能性のある馬を諦めませんでした。
そして選んだのは、前年の覇者ノームコア。昨年の世界レコードでの快勝にくわえ、牡馬相手の富士Sでも高いパフォーマンスで圧勝したことから、「東京1600mの申し子といえる」とジャッジします。前走の高松宮記念15着大敗も、「前走は極悪馬場でレースをしていなく消耗していない点も評価できる」と、逆にプラスに捉えたのです。
結果は3着で馬単、馬連は不発に終わりましたが、それでもワイド5.3倍を4,000円と厚めに的中させ、したたかに資金を倍増することに成功しています、予想結果はこちら前年の快勝劇からノームコアを本命に抜擢。厚めに買ったワイドが的中し、資金配分の妙が光った
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