【七夕賞】ポイントはコース実績と当日の馬場状態

2020年07月10日(金) 18:00

馬場適性と福島実績から考える

 抜けた存在がおらず、難解な七夕賞。福島実績があるということで買いやすいのはクレッシェンドラヴだ。昨年の2着時や福島記念優勝時よりは2キロ積まれているが、とにかく得意コースだし、休み明けもこなせる馬。ある程度の格好はつけてくれるだろう。

 良血ジナンボーはいよいよ本格化という感じで、昨秋強気の番組選択でジャパンカップに向かったのも納得という近況になってきている。好位へいけるのは強みだし、枠順も無難なところを引いた。レーン騎手が騎乗経験のある馬というのもプラス材料だ。

 マイネルサーパスは福島巧者だし・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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