2020年09月03日(木) 18:00 22
先週のウマい馬券。キーンランドCは4頭しか印を打たず、▲○△で決着。◎ダイアトニックがまさかの15着に終わりました。後悔しがちな結果ではありますが「本命と心中主義」なので、案外あっさりしています。もちろん、予想にそのまま乗っかって外してしまった方には申し訳ない気持ちで一杯ですが。
ちなみに予想における心中主義は橋口弘次郎元調教師に教えてもらったこと。他にも「ゴールを過ぎてからの脚色を見なさい」など、今でもしっかりと『弘次郎イズム』を役立てて予想しています。
札幌2歳Sに登録されているヴィゴーレは「新馬戦はゴールを過ぎてからの方が勢いがすごくて、全く止まらない感じでした」と松永幹夫調教師。だからこそ、前走の距離延長が合うという判断での北上だったようですが、レースVTRではそれを確認できないんですよね。これは今週の電話取材で教えていただいたことですが、トレセンにいるとレースが終わった翌週にこういった話ができて、それを役立てることもできるのですが。
そう思うと、早く取材規制が解除されないかと気持ちが焦る時もあります。でも現状お忙しい中、各調教師にはご協力いただいていますし、その中でできる予想を全力でやっていきたいと思います。
【札幌2歳S/バスラットレオン】
デビュー前の最終追い切りは芝馬場でしたが、非常にセンスのある動きを見せていました。レースで逃げる形になったのはイメージとは違っていましたが、勝負どころからゴールへ向かっての走りは追い切りと一緒。逃げ切りという形ではありましたが、速い上がりでまとめたことも含めて、・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ