【ローズS・セントライト記念予想】今週は3日間開催!東西2重賞の出走予定馬の状態を徹底解説!

2020年09月17日(木) 18:00

ローズSはハロンごとの区間加速が重要

 先週から始まった中山、中京での開催。今年の秋開催の中山も時計が速いのか、この時期の中京開催がどんな傾向なのか、雨が降るかも知れない、など様々な要素が絡み合って、非常に難しいレースが多かった印象です。

 ただ、2場開催のおかげでリアルタイムに結果検証できたのは収穫。だからといって、初週に表明している調教適性を大幅に変更することはないと思いますが、例えば中京開催で重要だと改めて感じたのはハロンごとの区間加速。これについては、ウマい馬券でもたびたび記していますが、今週のローズSでもこれが重要になるのでは、と考えています。

 今週の平地重賞はローズSとセントライト記念。後者は月曜日開催ということもあり、最終追い切りが木曜日という陣営も多くなっています。その場合、ここでの解説は1週前追い切りまでの調教内容となりますので、あらかじめご了承ください。

【ローズS/アブレイズ】

 前走オークスはキャリア2戦でありながら、果敢に先行する、自分のレースに徹して17着。ここは仕方ない結果かなというのが個人的な印象ですし、そもそもフラワーCは変則開催、金曜日のレースに対して、前週末に本追い切りを行い、最終追い切りは軽めという内容。これが本当にマッチしていたのだとすると、調教パターンが変わったことに対する結果という見方もできます。

 今回はオークスに近い、オーソドックスな調教パターン。1週前追い切りが・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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