2020年09月22日(火) 18:01 100
12番人気キングレイスターで鮮やかな勝利を飾り、ついに900勝にリーチ! 今週の『太論』では、「まさか勝てるとは思わんかった」という衝撃の勝利をじっくりと振り返るとともに、勝利の陰にある厩務員さんとの絆にも言及。「こんなにうれしいことはない」と小牧騎手。はたしてその言葉に込められた思いとは──。(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──キングレイスターでの勝利(9月20日・中京8R・3歳上1勝クラス)は、衝撃かつ鮮やかでした。12番人気とは思えない強さでしたね。
小牧 強かったねぇ。馬の調子がすごくよかった。しっかり馬を仕上げてくれた厩舎のおかげやね。正直、勝てるとは思っていなかったけど(苦笑)。
──スタートからまったくロスのない競馬で、終いの脚を最大限に引き出した印象です。
小牧 キングレイスターに限らんけど、どんなに人気がなくても常に一発は狙っているからね。でもまぁ、今回は自分でも上手いこと乗れたと思う。いい競馬やった。ファインプレーや(笑)。レースの前に新聞を見ていたら、・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。