2021年09月14日(火) 18:00 22
今年のセントライト記念はキタサンブラックが制した15年の路盤を参考にする(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家としてセントライト記念で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます
単行本「馬場を読んで馬券で勝つ方法」でも書いているように、今のJRAの路盤はクッションがきいていて、グリップ性良く走りやすい状態の路盤である。開幕週から末脚が決まりやすいのも馬場技術の進化によるものだ。
特に、東京芝や阪神芝で開幕週から差しが決まるのも、今の路盤ならではの傾向。一昔前の「開幕週は先行有利」は、今ほど路盤が良くなかった時代で発生する。
ところが、先週の中山芝は、一昔前の路盤に戻っていた。少しでも雨の影響が残っていたり、開催が進めば馬場はすぐに傷むだろう。2015年に近い路盤の状態だ。
今週のセントライト記念も2015年の路盤を参考にする。
その2015年のセントライト記念は馬場コンディション「標準」。・・・
馬場虎太郎
トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価