2021年09月21日(火) 18:01 74
先週は、調教で手応えをつかんでいたというニホンピロクレールがデビュー。初戦は4着に終わりましたが、「どんな競馬もできそう。次はもっとやれる」と小牧騎手。また1頭、楽しみな馬が現れました。大府特別では、タガノウィリアムで小気味いい逃げを打ち、僅差の2着。「勝ったと思った…」というこのレースも、じっくりと振り返ります!(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──月曜日の中京4R(ダ1400m)でニホンピロクレールがデビュー。最後はしぶとい脚を見せましたね(9番人気4着)。
小牧 そうやね。調教も動いていたし、乗り味もよくて、いい感じの馬なんですわ。だから、初戦からいい走りをしてくれるんじゃないかと思ってた。初戦はちょっと太かったから、一度叩いたことで、もっとよくなると思うよ。素直な馬でね、砂を被っても嫌がらないし。
──なるほど。追い切りの段階から手応えを感じていたんですね。
小牧 どんな競馬でもできそうやし、ダートの1400mあたりでチャンスが巡ってくるんちゃうかな。・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。