【有馬記念予想】有馬連覇の血は、難しい中山2500mの勝ち方も伝えるのか

2021年12月25日(土) 18:00

連覇した馬の血を持つのは…

 人気のエフフォーリア(父エピファネイア)には、強気になれる材料がある。父は3歳時の有馬記念に出走していないが、祖父シンボリクリスエスは3歳だった2002年にこのグランプリを制した。日本ダービーは惜しい2着だった。秋に古馬の強敵相手の天皇賞(秋)をエフフォーリアと同じ3番人気で制した。ジャパンCは3着。その勢いに乗って有馬記念を勝っている。

 エフフォーリアにとり、シンボリクリスエスは父方祖父ではあるが、この血統背景はこと有馬記念では重要。史上、有馬記念を連覇した馬は4頭。

スピードシンボリ(1969、1970年)
シンボリルドルフ(1984、1985年)
グラスワンダー(1998、1999年)
シンボリクリスエス(2002、2003年)

 初代連勝馬スピードシンボリは、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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