2022年05月17日(火) 12:00 48
オークスで中心になるのは桜花賞組。桜花賞が阪神の新コースで行われるようになった2007年以降の15年間で[11-7-7-94]と馬券に絡んだ馬の半分以上を占めているので桜花賞組を無視した馬券は成り立たない。
ただ、1~3着のすべてが前走桜花賞組で埋まるとは限らない。15年間のうち、桜花賞組がワンツーしたのは5回のみ。そのうち1~3着独占は3回。そう考えるとヒモには何頭か別路線組を入れておく必要がある。
2007年以降、オークスの前走で桜花賞以外のレースに出ていた馬は・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。