2022年07月19日(火) 18:01 90
▲デビュー当初は小牧太騎手とコンビを組み毎日杯にも挑戦したレインボーフラッグ(ユーザー提供:かたこるさん)
先週は久々に園田の交流に参戦した小牧騎手ですが、スタートで躓いたこともあって2着惜敗(ワンダーブレット)。言葉に後悔を滲ませる小牧騎手ですが、久々に古巣の仲間たちとの交流を楽しみ、素敵な時間を過ごしたようです。さて、今週末は久々に重賞騎乗が決定! パートナーは、デビュー当時にコンビを組んでいたレインボーフラッグ。ベテランコンビの底力に注目です!
(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──ワンダーブレットで参戦した神鍋山特別(7月13日・園田10R)は2着。最後まで勝ち馬に食らいつきましたが…。
小牧 スタートでちょっと躓いてしまった。あれがなかったら、もっと際どい勝負ができたと思う。よう頑張ってくれたんやけどね。
──扉が開く寸前まで、ゲートのなかでそわそわしていましたね。
小牧 うん、あの日はいつになく落ち着きがなかった。いつもは一完歩目が遅いだけやのに。
──躓いた瞬間、小牧さんも「あぁ…」という感じだったのでは?
小牧 まぁ…そうやね。でも、そのあと立ち直ってくれたからね。
──4コーナーを回ってくるときの小牧さんの気迫たるや、すごいものがありました。
小牧 外からきていたからね。交わされたらもうダメやなと思いながら、僕も必死やったわ。前も止まりそうな気がしていたんだけどなぁ…。馬は最後まで本当に頑張ってくれたよ。
──久しぶりの園田はいかがでしたか?
小牧 久しぶりに懐かしい人たちに会えたし、いろいろ話せたからよかったよ。まぁ後輩のほとんどは、調教師になっているんやけど(苦笑)。加矢太のこととか、いろいろ喋ったわ。そういえば、今週の水曜日も交流に行くよ・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。