【エリザベス女王杯・武蔵野S・デイリー杯2歳S・福島記念予想】最強牝馬決定戦を前に前走以上の雰囲気を感じる3歳馬

2022年11月09日(水) 18:00 33

高いポテンシャルを持つ2歳馬にも注目

 先週は3場ともに開催替わり。重賞を含め、良い結果を残せなかったことについては参考にしてくださった皆様に申し訳ないと反省するしかありません。ただ、開催替わりでは昨年もしくは前開催の調教傾向を参考にして、そこから見つけた調教適性を予想の根幹とすることを決めています。開幕週は結果が出ませんでしたが、継続すれば、トータルで結果が出る、そんな信念で頑張りたいと思いますので、今週も懲りずによろしくお願いします。

 さあ、今週のエリザベス女王杯。netkeiba.comの予想単勝オッズを見ると、デアリングタクトに秋華賞の1着2着が差がなく続くといったところ。重視する調教適性に関しては、ある程度決まりましたが、最終的な結論はウマい馬券で記したいと思います。ということで、ここでは今回と好走時との比較をしていますので、また参考にしていただければと思います。もちろん、他3つの平地重賞からも1頭ピックアップしていますので、こちらもどうぞ。

【武蔵野S/タガノビューティー】

 昨年の武蔵野Sは1番人気に支持されながら、6着という結果。もしかしたら休み明けというローテーションが影響したのかも知れません。そういったこともあり、今年はグリーンCCをひと叩きしての参戦。ちなみに昨年の最終追い切りはCWでしたが、6F時計が85秒台。一杯に追われてこの時計はどうだろうという感じでした。

 今年は自動計測のCWで6F78.8秒。これは自己ベストタイですし、これだけ動けたのも休み明けをひと叩きした効果かなと思います。状態に関しては問題ないでしょうから、あとは展開的に届くかどうか、そこでしょう。

調教Gメン研究所

状態に関しては問題ないタガノビューティー(11月1日撮影)

【デイリー杯2歳S/ダノンタッチダウン】

 1週前追い切りには川田将雅騎手が跨っていましたが、少し道中の折り合いに苦労する部分はあったかなと思いますが、それでも最後の直線は11.6秒、11.6秒の伸び。道中も・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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