▲今村聖奈騎手から福永祐一騎手へ(c)netkeiba.com

祐一さんへ

　父(今村康成 元騎手)の影響で栗東トレセンによく来ていた私は、「あ、○○ジョッキーだ！」といろんな方を一方的にお見かけしていて、祐一さんを初めて見たのもその時だったと思います。

　しっかりお話をさせてもらえるようになったのは私が寺島良厩舎所属に決まってからで、祐一さんが寺島厩舎の馬によく乗っていただいていたのでお話をさせていただく機会が増えました。

　ジョッキーはすごくシビアな世界なので、最初の頃は声をかけにくいイメージが私の中にあったんですけど、実際にお話をさせてもらうとイメージとは違ってすごく優しくて分かりやすいなと思いました。

　重賞初騎乗となったCBC賞のレース前、祐一さんがそのレースには騎乗されていないということもあって、「ゲートが決まったら、テイエムスパーダは48kgなので逃げようと考えています」と相談しました。