2023年04月19日(水) 18:00
今週から京都競馬場がリニューアルオープン。パドックが大幅に変更になるなど、新しくなった点についてはnetkeiba.comでもたくさん報じられていて、楽しみ満載といったところでしょうか。
ただ、予想する側としては、全面的に行われた馬場改修にどのように対応していくかというところが、真面目に難しい問題。コース自体は変わらなくても、路盤改修が調教適性に対して、どのような影響を与えるのか。
想像するだけでは難しいので、ひとまず最初は2020年の3回京都開催を参考にしていますが、レース結果を検証しながら、ベストの調教適性へとアジャストしていくつもりです。
【フローラS/ソーダズリング】
netkeiba.comの予想オッズではちょっと抜けて1番人気という支持。前走未勝利を勝ったばかりでもこの人気はやっぱり血統的な背景があるんでしょうか。もちろん、2戦続けてメンバー最速上がりをマークしているという点も人気なんでしょう。
ただ、坂路オンリーでの追い切りなので、今回が変則的なスタート地点とはいえ、コーナーが3つになる2000mはさほど歓迎できるとは思えません。1週前追い切りが自己ベストタイの坂路4F50.7秒は素晴らしいと思いますが、最終追い切りは輸送を考慮してか、4F54.6秒の坂路。4F目最速ラップが踏めたことはともかく、過去2戦よりも遅くなった時計をどう評価するかでしょう。
最終追い切りは過去2戦よりも遅くなったソーダズリング(4月18日撮影)
【フローラS/イングランドアイズ】
クイーンCに続いて、東京遠征。馬体重が小さな馬だけに、レース間隔があいているとはいえ、どんな追い切り内容をこなすかというところで難しい場面ではあると思いますが、・・・
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井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ
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