【毎日王冠予想】絶好の馬場状態で行われる毎日王冠

2023年10月03日(火) 18:00

馬場虎太郎

▲昨年はサリオスが優勝

馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として毎日王冠で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 今週開幕する東京開催は夏を挟み、前開催から最も長く間隔が取れる開催。中間には芝の張り替えも行われ、1年を通して最も良好な路盤の状態での開催になる。

 前開催の中山芝がそうだったように、硬い状態に造られた路盤では開催が進んだり、雨の影響などにより傷みが進みやすいが、近年の東京芝は速い時計が出ていても路盤は硬いわけではない。クッション性が高い。馬にとっても走りやすいことに加えて、開催を重ねても馬場のダメージが少ない。

 昨年の開幕週も週中、特に金曜の雨量は多かったにもかかわらず、日曜の毎日王冠はレコード決着。水捌けも抜群に良い。今年も当日に降雨がない限りは軽く走りやすい馬場コンディションで行われるだろう。

 過去の毎日王冠も2020年は当日朝までの雨量が多かったことで2Rまでのダートは不良発表となっていた。しかし芝は「独自」の馬場コンディションは「標準」。2017年以降で2020年以外の年は馬場コンディション「稍軽い〜軽い」馬場だった。

 雨が降ったとしても、近年は安定して軽い路盤で行われることが多い。

 2019年以降の毎日王冠は上がり1位を出した馬が4連覇中。昨年は上がり1位の1、2着。一昨年は上がり1位が1着で2着馬が上がり3位。

 毎日王冠以外の2019年以降の4回東京開幕週の芝1800m(新馬戦を除く)も10レース行われて、上がり1位が8勝して2着が3回。全てレースで連対。

 走りやすい馬場コンディションにより、位置取りやコース取りを問わず、長い直線でしっかりした伸び必要。紛れはなく、どの馬にとっても力を出しやすい公平な馬場状況になっている。

 末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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