2023年10月10日(火) 18:01 107
▲ガンバルフトシが今週の新潟でデビュー(撮影:桂伸也)
しばしレースから遠ざかっている小牧騎手ですが、今週はいよいよお手馬たちとともに新潟へ。フチサンメルチャンは除外になってしまう可能性が高そうですが、菅名岳特別(ダ1800m)のワンダーブレット、土曜日の2歳新馬(ダ1200m)のガンバルフトシは無事出走となりそうです。「どちらも調子がいい」と状態には太鼓判を押す小牧騎手。激走に期待!
(取材・文=不破由妃子)
──今週、いよいよ動き出しますね。
小牧 やっとやね。明日は最後の追い切りやし、今日も京都までトレーニングに行って、人間も万全の態勢でスタンバってるよ。
──昨日もガンバルフトシを含め、何頭かの調教に騎乗されていましたね。
小牧 ずっと乗ってますよ。トータルでびっちり4時間、馬に跨ったままや。
──それはハード! ちなみに何頭で4時間ですか?
小牧 ガンバルフトシとワンダーブレットとフチサンメルチャンの3頭。グレアミラージュは助手さんが乗ってくれてるわ。体的には、レースで1、2頭乗るよりハードやね。
──ハードな調教にハードなトレーニング、相当な運動量ですね。
小牧 そうやね。朝早くに馬に乗っていると、なんか気持ちがいいんですわ。涼しくなって、汗もかかんしね。しかも、全部自分がレースで乗る馬やから、楽しく乗ってます。どの馬も調子がいいしね。
──ガンバルフトシですが、昨日はCWで追い切って、終いは11秒台で上がっていました・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。