2024年03月03日(日) 18:00
過去10年の桜花賞においてフィリーズレビュー組は[1-0-2-43]。馬券に絡んだ3頭のローテはよく似ていて、レーヌミノルがJF3人気3着→FR1人気2着→桜8人気1着、ナムラクレアがJF6人気5着→FR1人気2着→桜6人気3着、アットザシーサイドがJF4人気5着→FR1人気2着→桜6人気3着。2歳時から王道を歩み、フィリーズレビューでも1人気になるぐらいの馬でないと、本番桜花賞では通用していない。ここ5年のレースラップ平均は33.7-11.6-35.5。連対馬10頭の4角順位平均は7.3。短距離で賞金を稼いできた馬が集って前傾ラップになり、ハッキリ差し追い込み優勢。(解説:望田潤)
カルチャーデイ
メイショウチタンの半妹で、ザラストロやプレノタートの姪で、ファインルージュのイトコ。母ラルティスタはJRA3勝(芝1000〜1200)。牝祖ココパシオンはシェーヌ賞(仏G3・芝1600m)勝ち馬でココナッツパンチの母。父ファインニードルはJRA最優秀短距離馬でクルゼイロドスル、エイシンフェンサー、トレンディスターなどを出している。短距離馬同士の父母相似配合で、マイルGIではさすがに苦しかったか。1400のここは狙いの鞍だろう。好位差しに回れれば。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○
コラソンビート
マイネルマーティンの姪で、母母マイネヒメルはJRA4勝(芝1600〜1800)。牝祖コスモチェーロはウインマリリンやウインマーレライの母。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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