2024年04月09日(火) 18:01 119
▲今週も園田で8鞍騎乗!(撮影:桂伸也)
先週土曜日のグレアミラージュは7着。メンバー中最速の上がりを繰り出し、狭いところをグイグイ伸びてきました。小牧騎手も「熱かったねぇ」とその走りを高評価。今後も流れひとつでチャンスがありそうです!
さて、今週の木曜日も園田に参戦することが決まった小牧騎手。今度は8鞍に騎乗予定とあって、トレーニングにも余念がありません。しかも、レース後には記者の方を集めての会見があるようで…。小牧騎手の口から一体何が語られるのか!? 木曜日が待ち遠しい!
(取材・文=不破由妃子)
──土曜日のグレアミラージュは、いい脚を見せましたね(阪神8R・4歳上1勝クラス・ダ1200m・14番人気7着)。
小牧 いやぁ、熱かったねぇ。もうちょっとやった。あそこで抜けたら3着はあったな。
──直線だけの競馬とはいえ、上がりはメンバー中ダントツの最速でした(レースの上がり36.7に対し、グレアミラージュは35.5)。
小牧 そうやったね。久しぶりにあれだけいい脚を使ったし、よう頑張った。ある程度スタートも出たし、なんせ今回は1200mで折り合いがついた。それが一番や。
──道中はいつも苦労されてますからねぇ。
小牧 道中の走りも今回はよかった。1400mだとちょっと噛むし、噛んでタメたら外に張る。今回はそれがなかったから。でも、勝つのであれば、やっぱり1400mやね。難しいところやけど、1400mで流れが速くなったときが一番勝つチャンスがあると思う。
──流れひとつですね。帰厩したヤルキゲンキフトシは順調ですか?
小牧 順調にきてるよ。今日も調教に乗ったけど、いい動きやった。動きもいいし、乗り味もいいし・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。