2024年07月09日(火) 12:00 37
今年の函館記念には巴賞組が8頭登録し、しかも巴賞1~4着馬が揃って登録してきた。最終的に何頭が出走してくるかは分からないが、この巴賞組というのはなかなかの曲者である。函館が4週→4週の2開催だった時代から、なぜか巴賞上位馬は函館記念であまり結果が出せなかった。その傾向は今でも続いている。
過去10年の巴賞→函館記念はすべて中1週で行われたので、年度による前提条件の違いはない。この間の前走巴賞組は、函館記念において[1-4-1-46]。そもそも好走馬の数自体が多くない。
ただ、馬券に絡んだ6頭の人気順は・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。